天狗に愛されて


塞side


「譲葉!!」


バチッ!


譲葉はすり抜けたのに弾かれた。


〈どーゆう事ダ?
ユズリハは入れて君は入れないのカ。〉


「お前も入れなかったのか。
譲葉の肩に乗っていたのに。」


〈オイラだけ弾かれたのサ。〉


どうする…。
結界を解かない限り入れそうにないな。


「……やってみるか。」


一先ず、周りを調べる事にした。


塞sideEND


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