天狗に愛されて


『凄い数のカラス…。』


〈私の仲間です。
多ければ多い程良いと思いまして。〉


〈オイラも頑張るヨ〜?〉


ズズズ…


蛇太郎が桃の木に巻き付く。


『蛇太郎にはお世話になりっぱなしね。』


〈良いのサ♪オイラと君の仲ダロ?〉


『どうして良くしてくれるの?
私が神の半妖だから??』


〈単純に君の事が気に入ったからサ♪〉


その蛇太郎の答えが嬉しかった。


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