天狗に愛されて


「なんかあの子に近付いた
女子二人が言ってたんだけど…。

いきなり制服が破けたんだって!」

「えぇ!?何それ。
最初から破けてたんじゃなくて?」

「私もそれ疑ったんだけど、
見せて貰った子達から聞いたらね?

鋭利な刃物で切り裂かれてたんだって!!」


それは鎌鼬の仕業でーす。

まぁ、あの子達は私が悪く言われてたから
あんな事しちゃったんだけど。


「えー?ウチらもヤバいんじゃない?」

「呪われる〜(笑)」


え、なんでそこで笑えるの?
本当に呪ったら貴女方あの世逝きですけど。


『ちょっと意地悪しますか。』


良い事思い付いた〜♪


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