天狗に愛されて


〈その傷はどうしたんダイ?〉


『傷?あ…治すの忘れてた!!』


折角、神水の滝まで行ったのにぃ!


〈その切り方は鎌鼬ダナ?
祓い人なのに警戒しなきゃ駄目じゃないカ。〉


『いやいやいや、
妖のアンタに言われたくないんだけど。』


〈妖と言っても神格化した蛇神ダ。〉


へーへー悪ぅございました┐(´-`)┌

妖ってプライドお高いんだから。


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