天狗に愛されて
蛇神の能力
ジリリリリッ!!
バンッ!
『んー…。』
目覚ましを乱暴に止め、布団に潜り込む。
〈オーイ?起きねぇのカ??〉
『んあ?』
あ、もう朝ですか。
〈で、どうするんダイ?〉
『サボろっかなぁ〜…。』
〈出席日数がどうのこうのって
前に言ってなかったカイ?〉
…そうでした。
サボり過ぎて留年寸前なのです。
『蛇太郎ぉ〜!どうしよう!!』
〈どうせサボっても小言は受けるダロ?
それなら堂々と行った方がイイ。〉
あー…同じ屋敷ですもんね。
『ハァ…消しとけば良かった。』
今更なんだけどさ?
あの時は腹が立って頭回んなかったんだよね。
〈オイラがついて行こうカ?〉
『は?なんで…あ!』
〈別名 幸福を呼ぶ蛇神様を使う時ダ。〉
目が狂ったかな!?
蛇太郎が光輝いて視える✧*