ばか、嫌い。でもやっぱ好き。


フェンスの先を物凄い殺気で見る葵の姿だった


カツンッ


そのまま睨んでる所へと飛び降り向かって行った。


『葵っ!!』


素早いせいかもうどこに行ったのかが分からない。睨んでる先は遠すぎて全く見えない。

龍のバイクの後ろに乗せてもらい葵がどこに行ったのか探す。勿論、優樹達もいる。

どこだ?感じろ。どこに向かったのか考えろ。想像しろ。

葵……


龍「おい!どっちに行けばいいんだ。」

優樹「とにかく探せよ!」


ドクン


静かに心臓が鳴った。

そうこの感じ。葵がいる方向を感じて……

見つけた!!!


『龍!!向こう!』


そうして見つけたのは

血まみれになった葵だった。


『葵……葵っ!!』

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