ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
いつの間にか昼になる。
陽花がいないと面白くもない。時間の感覚がわからなくなる。
取り敢えず飲み物を……朝から何も飲んでないから喉からから。
優樹「おい。どこへ行く。」
『自動販売機。』
優樹「俺も行く。」
『来なくていい。』
んでもって全員ついてきた。もぉ邪魔。自動販売機につくと
『あ……』
陽花「え?」
目が合った。またしてもニコッと笑う。
龍「あーあ。お前のせいで昨日コイツ泣いてた
んだけど?」
龍はそう言って私を指さす。ってちょっとまてそれは陽花のせいなんかじゃねぇーよ!
健介「可愛そうやなぁ〜。泣かされるなんて」
『は、はぁ?』
拓人「なんだよ。その態度。」
タタタッ
陽花はなにも言わずに走っていった。
優樹「逃げたか。」
『なんで……なんでそんな酷い事言うんだよ』
龍「酷い?お前がアイツに対して緩いんだよ」
緩いって……