ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
桜「はぁぁああ!!」


目をキラつかせながら駆け寄った。


龍「んだよ。」

桜「私。この人とも結婚する。」


龍を指さして言った。


『何言ってるの?』

桜「はい。決定ですぅ。」

龍「ふざけんなっ。」

桜「決まった事をつべこべ言わない。」

『達也。私の部屋で寝てくるから。』

達也「お前……そこは!」

桜「そこは私の部屋ですよぉ?」

『は?』

葵「どういう事だ?」

桜「あら?そいうえば貴女は?」

達也「葵は輝龍の姫。」

桜「あら!そうだったの?じゃああれも……。」


私を指さした。


達也「んー。なんだろ。」


そうだね。私って姫でもないし族からしては無関係だね。


桜「関わりのない子をここに入れましたの?」

達也「あるんだけど。」

『あー。もういい。帰る。ふわぁーあ。』


もぉ、眠くてあくびが止まらないし目が開かなくなってきた。


バタンッ


速攻家に帰って寝ようとしたが仕事があまりにも残ってるから仕方なくやった。


葵「陽花……怒ってた?」

龍「ただ眠くて死にそうなだけだったと思う。」

葵「そう?で?説明してもらえるかな?色々と!」

蒼汰「ちょっと葵キレてない?(ヒソヒソ)」

大騎「いつもだろ(ヒソヒソ)」


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