ばか、嫌い。でもやっぱ好き。

事情を説明したら走って探しに行った。

その走りには迷いがなくてもしかしたら行く場所を何となく分かっていたのかもしれない。


海叶「陽花。みーっけ。」


最終的に海叶が陽花の手を引っ張りながら公園へ連れてきた。


陽花「ごめんなさい。」


涙を流しながら謝った。


そして今度は白いワンピースを着ていつもの公園へとやって来た。

いつもより元気が無いように思え、ただぎこちない笑顔だけがある。

つぎの日。陽花は来なかった。

用事でもあるんだろうと思っていた。それから1年。来ることは無かった。

でもその1年たった時。陽花は何気ない顔でやって来た。


葵「バカ！心配したんだから。」

陽花「あはは。」


そんな事が何回かあった。白いワンピースを着たつぎの日からは来ない。

それが分かったのはもっと先の事だった。

最近はそういうのがなく落ち着いてきてたと思ってたんだけどね。

海叶達は桜花と言う族を作って活動していた。

それで輝龍達に出会った。