ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
屋上には輝龍、桜花が揃っていた。龍と海叶はゲッソリしたな。のんとなく理由は想像出来るけど。


海叶「陽花ぁ〜!」

『な、何よ急に抱きつくなんてらしくないじゃない。』

海叶「俺の癒し。やっと来た。」

龍「海叶。邪魔。それ俺の。」


ぐいっと引っ張られ龍に抱きつかれた。


『ふ、2人してらしくないよ?』


あの女(桜)どんだけ凄い事したのよ。


バンッ!!!


ドアが勢いよくあいた。


桜「こんのぉ〜!泥棒猫!!!」

『はー?』

桜「2人に色目使って何シテルのよ!」

『な、なんもして無いし。』

桜「本当にアンタを許さない。」

『はいはい。』


お手上げってこれか。面倒臭いだねこの子。

にしても久しぶりにぐっすり寝たから今日は気分がいい!お目目がパッチリ。

葵も桜にえらく懐かれてるなぁ。


桜「葵ー。アイツ追い出して。」

葵「陽花は何もしてねぇーだろ。」

桜「騙されちゃいけない!」

『いや、騙してないし。』


< 158 / 245 >

この作品をシェア

pagetop