ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
「おい。あの子綺麗じゃない?」
「ちょっと声かけてみろよ。」
誰の事だろう。なんでこっち見ながら言うの?
あ!わかった!最初にブス見てから可愛い子見るともっと綺麗に見えるもんね!
なるほどー。
に、してもこのパーティーにほぼ無関係な優樹達でさえ凄くモテてる。
既に女共が周りを取り囲む。
しばらくして、落ち着いたら合流した。
龍「わりぃ。こんな事になるとは思って無くて。」
優樹「あぁ。平気だ。」
健「んなの良く分かってるちゅーねん!」
『そういえばさ、これって何のパーティーなの?』
龍「……。」
『龍?』
龍「うっせ。黙ってろ。」
え?なんで怒ってるの?
「げっ!!」
『げっ?』
振り向くと見た事のある姿。
『夏希?』