ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
ざゎ・・ざゎ・・・
優樹「おい。人がいすぎじゃねぇーか?」
『ほんとだねー。』
(*´艸`*)ウシシ実はさっき女に輝龍が歌う時間を教えたんだ。
歌う事は広またっていたけれど時間までは指定されていなかった。
だから私が言っちゃった。
店のため。笑
流石軽音部。ライブじゃないかって思うほどに本格的。
あっ、始まった。皆歌うまいな。と、いうか女共の黄色い声がうるさい。
龍のばん。歌は上手いけど……女共の歓声を聞く度に顔が険しくなっていく。
おいおい。平気かよ?
そろそろ逃げよう。歌いたくないもん。どうせ皆もこんな音痴な声を聞きたくないと思うし。
どうにか逃げ切っていよいよ閉店近くになる。それでも店は大盛況。やっぱり輝龍の歌の影響だと思う。
私は客の注文をとる。私には男が近づかないから下手に女子を近づけるよりもいいらしい。
急に腕をつかまれた。
??「おねぇさん。ミルクティーもらえる?」
振り返る。そこに居たのは
『お、お前は……。』
??「久しぶりだね。顔だけ見に来た。」
『他の奴らは……』
??「へーき。いないよ。」
『でもどうしてここがわかった?』
??「陽花が教えてくれたよ。」
『あ、あいつ〜(怒)』
??「やめてやめてー。怒んないで。僕が無理
矢理聞いたんだから!」
優樹「おい。手を離せ。」
殺気に満ちた優樹が無理矢理手を剥がした。
??「わわわっ。びっくりした。」
『ちょ、乱暴はやめろ。』
優樹「ナンパされてる奴が庇うな。」
『へ?な、ナンパ?』
??「僕が葵を?」
『はははっ!!ないないない!』
??「クククッ。あ、ありえない。ぶはぁ、あは」
優樹「な、なんで笑う!?ってか葵が笑った」
『そういえば久しぶりかも。』
??「前はもっと笑ってたのにー。」
優樹「前?」
『ち、ちがっ。』
??「僕はかえるねー。」
『あ、うん。バイバイ。』
??「じゃーねー。葵ー!」