ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
急にパッと明かりが暗くなった。


『へ?』


すると1階から2階にかけての階段の2階部分にスポットライトが当たる。

そこには男女1人ずつが立っていた。


『え……。』


「皆様。今日は我々の婚約パーティーに出席頂きありがとうございます。」

「急遽、お集まりくださりありがとございます。一刻も早く報告をと思っていたらこのような自体になりました。 」

「今宵、皆様が楽しめるような内容となっております。どうぞ、楽しんで行ってください。」


2人はそのまま降りて来た。


『どういう……事?』


目すら合わせてくれない。


『ねぇ。答えてよ。陽花!』


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