ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
雷「俺のせいかな。」

夏希「なにが?」

雷「男嫌いになったの。」

夏希「は?」

雷「まぁ、どっちでもいいけどよ。」

『どっちでもいい?怒』

雷「おいおい。そんなに睨むなって。」

『てめぇ。』

雷「でもさ、男に触られて倒れる位の重症なんでしょ?ちょっとした事でそこまでならないよね?」

『何が言いたい?』

雷「よっぽどの事をされたんだよね?(ニヤリ」

『な!?それをお前がしたって言うのか!』

雷「さぁーねー。」

夏希「お前。何したんだよ(殺気)」

雷「そんなに知りたいの?」

『とっとと言えよ。』

雷「それなら本人に聞いてみなよ。」

『それが……それが出来るならとっくにしてる。』

< 173 / 245 >

この作品をシェア

pagetop