ばか、嫌い。でもやっぱ好き。


あの2人はよく笑っていた。ただ。それが俺の感に触れた。

いつも望んだ物は手に入った。陽花が欲しい。ただ思った。



『あの執事と仲いいのか?』

陽花「いつも一緒にいるからねー。」

『陽花……欲しい。』

陽花「えー?何言ってるのー?雷ってば面白いね。」

『陽花に惚れちゃった。』

陽花「ほんとー?ありがとー。」

『陽花は俺の事、好き?』

陽花「好きだよ。」

『ほんと!♪……あの執事は?』

陽花「澪旺?」

『好き?』

陽花「うん!大好きだよ!」



好きと大好きの差は大きかったんだよな。唯一手に入らなかったもの。それが陽花。



『……。』

陽花「雷?」

『あ、あのベッドふかふかそうだね。』

陽花「あ!そーなの。跳ねてみてよ!ふかふかだよ!」

『じゃあ陽花も一緒に!』



そして2人で跳ねてたんだ。そのまま


ドスンッ



陽花「雷?どうしたの?」

『陽花……。』



押し倒した。


『チュッ。』


首にキスをした。


陽花「雷?くすぐったいよぉ~!」


そのまま……


陽花「雷!?」

『チュク……。』

陽花「い、やぁ!!やめ、て!」

『ズッ……。』

陽花「やっ!なんか入って……雷!やめて!」

『ハッ、ハッ、ハッ!』

陽花「いや!いやぁ!!!」



気づいた時には終わってた。


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