ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
【陽花side】


ったく。何やってるのよ。出来れば問題起こして欲しくないんだけど!

まっ、なんとか誤魔化せたっぽいしいいか。



雷「おい!陽k…」

『皆様。お待たせしました。』



ちょうど雷も着替えてきた。



『今日のスペシャルイベント!』



私の言葉に周りがざわつき始める。



『ダンスパーティーの開催です!』



いっせいに歓声が沸き立った。



『さぁ!パートナーを見つけ、共に躍りましょう。』




.•*¨*•.¸¸♬.•*¨*•.¸¸♬




雷「おら、俺らも行くぞ。」

『なぜ?』

雷「主役が踊らないでどうする?」

『あ、あぁ。そうね。』



皆が楽しく踊っているその真ん中に来た。



雷「ほら、手だせ。」



そうだ。踊らなきゃ。雷に……触らなきゃ。


どんどん私に伸びてくる雷の手。


そう。これは仕事。踊るのが仕事。雷に触るのが仕事。パッと仕事モードに切り替える。



.•*¨*•.¸¸♬.•*¨*•.¸¸♬



音に合わせて踏むステップ。雷と息の合ったダンス。誰もがいきをのんだ。

更に盛り上がる会場。その熱気はまして行った。


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