ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
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龍の手が腰に触れる。

な、なんだろ。心臓がバクバクなって鳴り止まない。それにまた顔が熱く~!?

どういう事!?私風邪でもひいたのかな。



そんな事考えてるうちにも曲は既に始まっていた。



龍「おい。ぼーっとしてるな。」

『へ?あっ!』



ドレスの裾に躓いてしまった。




『あ……。』

龍「いっ……てぇーな。」

『ご、ごめん!』

龍「後で覚えてろよ?」



龍の足を思いっきり踏んでしまった。それもヒールのかかとで。



『……は!?』

龍「さっきの仕返し。」



足を踏まれた。



『こんにゃろ、ナメやがって!』



そこからはさり気なく足の踏み合い。




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……。



曲終わって皆は次のパートナーを探す……けど私達は踏み合いしてたせいで息がきてれる。



龍「はぁはぁ。てめぇ。」

『な、なかなかやるじゃないの。』



葵達の元へ行った。いつのまにか雷も混ざってる。



雷「おい、話がある。」

『私ないから。(キッパリ)』


葵「おつかれー。」

龍「陽花がいけない。」

『は?よく言うよ。さり気なく龍もコケてたくせに。』

龍「な、何言ってんだ!わ、わざとだし。」

葵「ちょ、2人とも。」

『葵~!聞いてよー!龍ったら私がコケて足踏んじゃったら仕返ししてくるの!』

龍「ったりめぇーだろ!結構痛かったんだからな!」

優樹「ほらほら、バカ2人。やめろ。」

龍、陽花「『は!?バカって何よ!(なんだよ!)』」

龍「俺バカじゃないし。」

『テストの順位私の方が上だし。』

優樹(……(OдO`))

拓人「はいはい、優樹。自分の傷を深くするの辞めましょうねー。」

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