ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
【陽花side】

ふぁーあ。大あくびをしながら起きた。今日は1日中寝ていたらしい。

葵が閉めたドアの音で起きた。葵が部屋に入ったのを確認しリビングへと出た。

何やってんだろ。隠れる事なんて無いじゃん。
前までこんな事なかったのに。私は逃げてばかりだ。

机の上には大量の袋!?なんかいい匂いする。見るとたくさんの屋台の食べ物。

な、なにこれ?そこにはメモが置いてある。



《屋台の食べ物1通り。別に陽花のためとかじ
ゃないし。余っただけだから。私が明日にで
もたべる。》



なんとも凄い変な文。照れ隠しにめなっていない。



『本当に可愛くないわね。』



全部食べた。



《しょうがないから食べてあげた。別に美味し
いとか思ってないし。》



と、私も変な文で返した。


次の朝。
リビングに葵がいた。私のメモを見て



葵「本当に可愛くないな。」



同じ事を言っていた。流石だね。葵。



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