ばか、嫌い。でもやっぱ好き。


『ちょ、ちょ!すとーぷ!!!』

桜「なんですの?」

『待って、どこに行くの?何するの?全く知らないんだけど!』




何も知らないで勢いだけで入ってきてしまった。私って馬鹿だぁ~。




桜「それはですね。実は──」





『これじゃね?』

桜「いや、この色もいいかもー。」

『あ、マフラーあるよ。』

桜「マフラーかー。少しベタな気もするんだけど。」




我々は絶賛悩み中~。
何に悩んでいるのかといるとね。



桜「実は─」

『クリスマスプレゼントー!?』

桜「しーっ!大きな声出さないで!聞こえるじゃない!」

『さすがにここからじゃきこえないよ……。』

桜「あのね。ずっと近くにいてもね。何がいいかわからないから一緒に悩んでもらおうかと思いまして。」

『はぁー。』

桜「……葵?」

『しょーがないなー!このお姉さんがいいのを選んであげましょー!』

桜「よっ!葵!」




ってな訳でこの状態です。


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