ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
──次の日
桜「おはよー。」
『おっはぁ~。ふぁ~ぁ。』
桜「相変わらず眠そうですね。」
『ぅん。』
桜「あれ?優樹達は?」
『先に言ってるって言ってた。』
桜「あら珍しい。」
『ほんとね。何を企んでるんだか。』
桜「ま!早く行きましょ!」
バンッ
もちろん開けたのは屋上のドア。
桜「あら、本当にいましたゎ。」
優樹「お、来たか。はよ。」
『はよ。ってかこんなに寒いのによくも屋上に居られるわね。』
拓人「色々と作戦会議しててね。」
『作戦会議?何それ?』
桜「何かが攻めてくるとか!?」
『よっしゃ!やるかー!』
龍「紛らわしい言い方するな、拓人。」
拓人「だってぇ~。」
優樹「葵。落ち着いて。作戦会議ってのはね。」
「『クリスマスパーティー!?』」
珖「驚かせようと思ったんですけどね。」
健「早速バレたやないか。」
優介「拓人ぉ~!!」
拓人「ご、ごめんねー!」