ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
仁「乱華……って知ってるか。」

『う、ぅん。』

仁「それが傘下に入るんだ。」

『え!?』

仁「まだ誰も知らない情報。」

『傘下に入ることを乱華は承諾したの?』

仁「女相手に手荒な真似は少し心がいたんだよ。」

『な!……そ、総長も?』

仁「許可したと下っ端が言っていた。」

『そ、う。それで?』

仁「後は陽介、あいつらの所だけだ。」

『陽介に手を出さないで!!!』

仁「そうそう。手荒な真似はしたくないよ~。だから、優花の力が必要なんだ。」

『どういう意味よ!』

仁「キミがいる限り相手は無駄な抵抗はしないだろ。」

『そんな事はないわ!皆を見くびらないで!!』

仁「そんなに怒るなって。だって考えてみろよ。

手荒な真似はして欲しくない。
俺達もしたくはない。

お前が居ればそんな事は無くなるだろ。」

『そもそもそんな事しなければいいじゃない!』

陽介「じゃー普通に攻めに行くしかないなー。アイツラには勝ち目ないなー。これじゃあズタボロだ。

あれ、それじゃあ困るんじゃ無かったっけ?」

『……っ!』

仁「したらキミは何をすればいいかは分かるはずだ。」

『……。』

仁「もう1度言うよ?

好きなんだ。付き合ってくれないか?」

『……』

仁「返事は?」














『……は、ぃ。』








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