ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
【陽介side】


ガッチャ-ンッ



いつも通りにただ集まってただけなのに。



『おいおいおい!まさか……。』



外に出ると



弘「そのまさか。」




「ひーさーしーぶーりーだーねー。」

『仁ーーーー!!!!』

「まあまあ、そんな荒くなるなって。こっちも手荒な真似はしたくないんだ。」

『何が目的だよ。』

「君たちが傘下に入ってくれればいいんだよ。」

『は、誰が入るか。』

「俺はここを1つにして族を大きくそして強くする!!1つにしたらさらに有名になるだろ??」

『何言ってんだよ!』

「どから協力してくれよ~、あとはキミ達だけなんだ。」

『後は……だと?』

弘「乱華はどうした?」

「クスッ。もう傘下だよ?」

「「な!?」」


戦ってもいいが、俺達はただ集まって楽しむ族。それゆえ俺達しかいない。

下っ端も何も無いのだ。

負けるに決まってる。けど……戦わなきゃ!アイツに負けるだなんて嫌だ!




< 226 / 245 >

この作品をシェア

pagetop