ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
『良かったよ。達也とかお隣さんだった。達也はいつも寝坊するから窓から達也の部屋に飛び移って飛び蹴りかましてた。クリスマスとかも一緒にいたよ。よくご飯食べにも行ってたし』

拓人「そうなんだ。めっちゃ仲良しじゃん。」

『そうだよ。』


なんだろ。私が話す度に優樹の機嫌がどんどん悪くなってる。


『優樹?どうしたの?』

優樹「別に。」

『具合悪い?』

優樹「ちげーよ。」

『じゃあ何?』

優樹「なんでもねぇ。」

『は、はぁ。』


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