ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
《龍side》
目が合う。なんだか悲しそうな目。だんだんコイツは居るのに心ここに有らずみたいになる。
こっちを見ろよ。俺を。
『誰を信じればいいの。誰のために私は生きてるの。どうしたら……いいの。』
龍「お前はただ俺の隣にいろ。」
『無理に言ってくれてありがとう。』
龍「は?俺は!……」
『おやすみ。』
……?
なぜ寝た?なんだ。コイツは……
すやすやと眠っている。クリーム色の髪がベットにふわりと落ちている。
長いまつげが視界を邪魔するように生える。
男嫌いか……
俺の女嫌いに比べて随分重い。
女嫌い。理由はあった。けどこれはただの肩書きに過ぎない。ただ、関わりたくなかっただけ
その為だけに女嫌いを使っていた。
だけど……陽花は。
俺は葵達のいるリビングに戻った。
目が合う。なんだか悲しそうな目。だんだんコイツは居るのに心ここに有らずみたいになる。
こっちを見ろよ。俺を。
『誰を信じればいいの。誰のために私は生きてるの。どうしたら……いいの。』
龍「お前はただ俺の隣にいろ。」
『無理に言ってくれてありがとう。』
龍「は?俺は!……」
『おやすみ。』
……?
なぜ寝た?なんだ。コイツは……
すやすやと眠っている。クリーム色の髪がベットにふわりと落ちている。
長いまつげが視界を邪魔するように生える。
男嫌いか……
俺の女嫌いに比べて随分重い。
女嫌い。理由はあった。けどこれはただの肩書きに過ぎない。ただ、関わりたくなかっただけ
その為だけに女嫌いを使っていた。
だけど……陽花は。
俺は葵達のいるリビングに戻った。