ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
【葵side】

教室に入ったら男共が寄ってきた。本当に物好きな奴らもいるもんだ。



「陽花ちゃんは?」

「一緒に陽花と食べたいんだけど。」



だろーと思ったよ。陽花目当て。めんどくさいから無視して席に向かう。

私達のお弁当を取って出ようとするとドアの前にさっきの輝龍とかなんとかって奴らが立っていた。



『じゃまなんだけど。どけ。』

?6「は?誰に口聞いてると思ってるの?」

『邪魔。』



押しのけて無理やり通って行った。どかないのが行けないんだ。

空き教室へ行くと陽花が座って待っていた。私が入った途端、顔がパッと明るくなった。

これだからモテるんだよ。全く。可愛いヤツだ



< 7 / 245 >

この作品をシェア

pagetop