ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
そんなドタバタで次の日。

今日はこの前のテストの結果発表。あーあ。外に張り出されるのか。

地獄が始まる。


『陽花ぁあ!昨日はごめん!!』

陽花「いーよ。いーよ。達也嫌い。」

『達也も悪気があった訳じゃないからね?』

陽花「今度あったら縛く♡」


私の説得と聞かなかったようです。
達也。(●'д')bファイトです。


「「陽花様ぁぁぁああああ!!!」」

陽花「うわ。」


いつもにも増して多い人数。昨日居なかったせいか盛り上がっているようだ。

すぐに陽花は取り囲まれ見えなくなってしまった。やばい。大丈夫かな?

少しだけ見えた。陽花はニコニコと男共に接している。

あーもー!そこでそう対応しちゃうからダメなんじゃん!

それに発表される板の前で群がってるから見えない!!


龍「チッ。」


ふと響いた龍の舌打ち。なぜかすぐにに男共は去っていく。

これが龍の威力。


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