ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
『あれ?優樹、それ何?』


ワイシャツをめくった所から微かに見える物。


優樹「あぁ。それな。棘紅のまねしてみた。」

『あの夢諦めてなかったんだ。』


そこにあったのはいばらのタトゥー(シール)


『馬鹿なの?』

優樹「葵よりは頭いい。」

『そんなんつけて色々疑われたら面倒臭い事になるよ?』

優樹「大丈夫!もし噂になったら棘紅が会いに
来てくれると思うから!」

『馬鹿というか……アホだ。』

優介「つける場所もうちょっとあったでしょ」

拓人「そこはダサい。」

優樹「あ?うっせ!」

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