泣いてる背中



私も過去を捨て
幸せへの道を踏み出した。


最愛の人とも巡り会えた。


幸せな家族。
幸せな生活。


何もかもが順調だった。




そんなとき…
あなたは現れた。


また、あの悲しい笑顔で。


たくさんの寂しさを引き連れて
私の目の前に現れた。















神様。
どうかあの人が
私に気づきませんように…。


…でも……少しだけ
私に気づいて欲しいと思ってしまう私は
汚れているのでしょうか…




今すぐ
私はあなたの心が欲しい。




ーENDー




< 4 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop