その結婚、ちょっと待った!
同居する事になりました
大和と付き合う事になって三日が経った。
休み明けの仕事は忙しいのに、大和は私を家に帰してはくれず、昨夜も遅くまであんな事やこんな事を…。
思い出すだけで恥ずかしい。
付き合ってみて分かったのは、大和は凄くベタベタしてくるしずっと一緒に居たいってタイプだな。
流石に服もないから帰ると言ったら俺が新しい服を何でも買ってやるから一緒に買い物に行こうなんて言われて、ちょうど欲しかった服があって大和に高くてもいいの?って聞いたら好きなの買えなんて言われたら嬉しくて、ずるずると二日間も大和のマンションに居たんだけどね。
朝は大和と一緒に出社して、それをみた真尋と大樹が少し驚いていた。
「珍しいね二人で出社なんて?
後、金曜日はごめんね?あれから大丈夫だった?」
真尋が私にそう言ってきたから大丈夫って言おうとしたら大和が先に言葉を言った。
「俺が居たから大丈夫に決まってんだろ?
それに俺達、付き合う事になったからな!」
そう言って私の肩を抱いた。
「ええっ!そうなの?
おめでとう!金曜日は荒れてたから心配だったけどもう大丈夫みたいね?」
「う、うん」
私達は中へ入ると自分の机に座った。
「桃華、お昼にゆっくり話を聞くからあれからどうなったかちゃんと教えてよ?」
ニヤニヤしながら真尋が言った。
私は溜息をついて仕事に取り掛かった。