その結婚、ちょっと待った!
俺からは逃げられないと言われました





大和と付き合って一ヶ月が過ぎた。


同居生活にも慣れ、以外に楽しい物だと思った。


ちょっとした事で言い合いになっても、大和は私の扱いがわかっているのか喧嘩まではならない。


それに大和って会社ではいつも馬鹿な事して皆を笑わせたりしてるけど、家に居るときは一時間くらいは必ず本を読んだりしている。


私は新聞なんて番組表くらいしか見ないけど、大和は全部読んでるし、本も経済の本だったり何だか難しそうなのを読んでいる。


大和に以外だね?と言ったら俺はいつか上に立てる人間になる為にこうして本を読んで勉強していると言った。


先の事を考えてる大和が何だか凄く素敵だなって思ったし、同居してなかったらこんな大和一面を見る事はなかったと思う。


人って見た目だけじゃわかんないんだなって思った。


真尋と大樹もあれから喧嘩もなく仲良くしてるみたいだ。


そんなある日の土曜日。


土日祝は休みなんだけど、土曜日は交代で出勤しなくてはいけなくて、大和と私が今日は当番で出勤をしていた。





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