その結婚、ちょっと待った!
「親父、お袋へ
長々と話すのは嫌いだから手短に話します。
小さい時から俺は決めたことは必ず実行してきました。
こんな性格だから迷惑もだいぶかけたと思います。
だけどそんな俺でも温かい目で見守ってくれた事を感謝しています。
二人の子供に生まれてきた事、そして俺を生んでくれてありがとう。
今日からは桃華と二人で力を合わせていきます。
親父やお袋のような夫婦になれるようにこれからも二人を見守って下さい。
そして桃華のお父さん、お母さん
俺達の結婚を認めてくれてありがとうございました。
桃華を必ず幸せにします!
どうか二人を温かい目で見守って下さい。」
大和がそう言うとお互いの両親は涙を流していた。
そして花束の贈呈を行い、大和は私の両親に、私は大和の両親に渡す。
奥さんは涙を流しながらおめでとうと言ってくれた。
私も涙を流しながらありがとうございますと言った。
こうして披露宴は無事に終わった。