その結婚、ちょっと待った!
番外編 真尋side
「真尋!俺と結婚してくれないか?」
「大樹…うん、これからもよろしくね?」
そう言って私達は熱いキスを交わした。
だが私達がキスをしていると大樹のスマホの着信音が鳴り、大樹は放置して私とのキスをやめなかったが、あまりにもしつこく鳴るから大樹はキスをやめてスマホを手に取った。
「もしもし?」
「はっ?今から?」
「わ、わかったから待ってろ!」
電話を切った大樹に私は聞いた。
「誰だったの?」
「大和からでとにかく今すぐ大和のマンションに行くぞ!」
「えっ?どうしたの?確か桃華と旅行に行ってたし疲れてるんじゃないの?」
「とにかく大和が大事な話があるから真尋と一緒に来てくれだってさ!」
何があったかわからないけど私達二人は大和のマンションに向かった。
マンションに着いて中に入ると桃華は居なくて大和に尋ねた。
「桃華は?」
「出て行った!」
「「はっ!?」」
私と大樹は二人して驚いた。
だって旅行で楽しんでて帰って来て出て行くなんて何があったんだろ?
私と大樹は大和から話を聞いた。