ブスが美人に勝ること
「え~格好良いでしょ?背も高いし。妙って理想が高いんだね?純平君ってかなり良い線いってると思うけどな。あ!もしかして彼氏にしたい人じゃないの?」
「じょ、冗談じゃないわ!あんな奴」
「そうなの?じゃあ今度紹介して貰おうかな」
ちょ、ちょっと!まさか美和子、純平の事気に入ったとか?純平は無理だと言ったけど、もし美和子からアプローチされたら・・・断れる訳がない!そんな男子居る訳がない。
「そのうち三人でカラオケでも行こうよ」
「う、うん、そうだね」
美和子の発言でその日、ただでさえ頭に入らない授業がまったく入らなかった。
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