画面の中の君に恋をした
「・・・え?いいの?」
「うん。」
「うーん。その人たちがいいなら入りたいな。」
「聞いてみるわー。」
「よろしく」
萌恵は私の言葉を聞いた途端、スマホをいじりだした。
・・・相変らず打つの早いなぁ・・・
「あ、来た。」
「はっや!?」
「今みんなお昼休みなんだって。
いいよだってさ」
「!!」
「招待しとくねー。」
「ありがとう!」
私はスクバからスマホを取り出す。
ロックを開いて、LINEを開く。
あ、ほんとだ・・・
『雑談をするためだけの会』(3)
・・・なんつーグルだ。
でも、楽しそうだな・・・
『雑談をするためだけの会』
参加しますか?
はい いいえ
『はい』