ふたりの薗子
その声の主、
30歳くらいの
黒髪の似合う人だったけど

僕を子供扱いしたりするでもなく、
にこやかに
応対してくれたので
僕は、

<¥0>

の内訳を聞いた。

「ほんとに
タダなんですか?」
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