ふたりの薗子
とかいいながら、足早に駆けていった。

背中を追いかけるように、予鈴が鳴る。

僕は、慌ててスマート・フォンを
ズボンの右ポケットに仕舞い
駆け出しながら思った。

....メアド?


そうだ。当然だけど、スマートフォンだから
メール・アドレスがついている。
< 52 / 134 >

この作品をシェア

pagetop