ふたりの薗子
ただ、その子は僕を
良く知っているが
僕は、その記憶が無いのが
淋しかった。
ひょっとして、恋してみたいと
思う心が
こんな、ハプニングを呼んだの
だろうかとも思った。
2限が終わり、僕は屋上へと
階段を駆け上がった。
雨はもう止んでいたから、
雨上がりの少し蒸し暑い空気が
夏、を感じさせる梅雨の終わり頃....
丘の上から見える、遠い水平線と
岬、眼下に広がる街並み...。
いつも、見慣れている風景だったが、
しかし、僕は気が流行る。
良く知っているが
僕は、その記憶が無いのが
淋しかった。
ひょっとして、恋してみたいと
思う心が
こんな、ハプニングを呼んだの
だろうかとも思った。
2限が終わり、僕は屋上へと
階段を駆け上がった。
雨はもう止んでいたから、
雨上がりの少し蒸し暑い空気が
夏、を感じさせる梅雨の終わり頃....
丘の上から見える、遠い水平線と
岬、眼下に広がる街並み...。
いつも、見慣れている風景だったが、
しかし、僕は気が流行る。