ふたりの薗子
「あ、あの、すみません。2年の、
榊薗子さんに面会したいのです。」


.......申し訳有りません、
授業中はお取り次ぎできませんが。


インター・フォンは冷酷に返答。


「急用なんです!お願いします。
もうすぐ昼でしょう?
休み時間でいいんです。」



インターフォンは、
少し間をおいて.....。
不可解な返答をした。
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