ふたりの薗子
彼女の瞳に、少し怯えと
警戒の色が映る。
それは無理もなく、僕も
彼女に会うのは初めて。


「あ、ごめんなさい
驚かせて、僕は.....。」

これまで、起きた事を
手短に話し、
スマート・フォンの中の
薗子のメールと、
写真を見せた。
< 88 / 134 >

この作品をシェア

pagetop