貴方に好きだと伝えるまでは
「…作り直し…かぁ」



後ろから聞こえた寂しい声。麻里の声だ





『麻里ちゃん…ちゃんと閉まっておけば、よかったね…ごめんね?』



何故かクラスの女子が謝っている
麻里はそういうのが大嫌いだ




とりあえず謝っておこうみたいな感情が


麻里はちょっと変わっている


親友だよね?って聞かれるのが嫌だったり心配して欲しいけどされ過ぎるのも嫌



って言うちょっと性格の難しい人だった
それに対応出来るのは私ぐらい


ここは私が言わないと明日がまずい



「んー…まぁ手伝ってやんよ!今日は麻里家泊まりで☆」


メリットがほとんど麻里の方へ行くようにする


『まっ美咲とお泊まり出来るなら
切れてもいっかな!よぉーし!今日は徹夜だよ!!!ʬʬʬ』


皆態度の変わりように驚いてる様子だけどこれがいつもの麻里だ。

その後みんなはいつも通り再開し
あとは衣装の完成と厨房組のみとなった

「んー…眠いよー…麻里ぃぃぃぃ…」

「…知ってる。今何時だと思ってんの
3時だから!!!」


そう。この衣装作り。一つ一つ形が違うため1から型を取らなくてはならなかった



しかも残りは2着。切れたのが5,6着
な為10近くは作らなくてはならなかった


あとお互い1着で終わるそしたら
布団にダイブだ

あの後学校を出たのが6時半。

家に帰りご飯をたべ、課題をし、

お風呂にはいり8時半。
その後はずっと作っていたため
手も首も疲れてしまった


〜4時〜
「「おわったぁぁぁぁあああああたぁぁぁぁああああああ!」」



結局終わったのが4時頃になり寝れるのは3時間…文化祭の為お弁当は作らなくて良いそのおかげで1時間ねる時間が出来た





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