貴方に好きだと伝えるまでは
誕生日の日。パパに珍しく呼び止められ
たと思ったら生贄になれと言われました


「いや何言ってんの?生贄って何時代だよ。」


「…そうか信じなくてもいい。残り半年人生を楽しみなさい」

パパはそう言いスタスタと歩いていった


「はぁぁぁあァァあぁ?!」

いや、説明しろや。生贄になれと言われはいそーですかと言える馬鹿がどこにあるかぁぁぁ!?


「え、ちょ待っ…え?!」

もうパパはいなくなっておりなにも聞けずじまいだった

「…ここはもうお母さんに…」

「どんまいだね。ママは九州に出張中だよ」

「えぇ?」

横を見ると弟の遥斗が横に立っていた

「いつからいるのよ」

「美咲阿呆なの?僕はずっと居たよ?」

もう高1のクセに僕とか…あ、私は高3ね?
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