彼女は僕に恋をした。
そんなことがあってから、僕たちは、オーダーのたびに少しずつ、会話をするようになった。



僕はただ、頷いたり、一言返事するだけだったけど、ななみはあきらめなかった。



僕も、綺麗な女の人は、嫌いじゃないから、ななみに話しかけられるのは、本当は嬉しかった。




そうして、僕たちは、半年掛けて、友達になった。
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