片思い男子
「ごめん、用事があるの。帰るね?」
「あー…そうなんだ。ばいばい」
「うん、ばいばい。」
望月は、歌に夢中な隼人と美香以外に
バイバイと言って部屋から出ていった。
望月が帰ると、俺は暇になった。
一緒に歌う人もいないし…。
「一樹、俺も帰るわ」
春菜と楽しそうに話している一樹に話しかける。
「えっ、夕貴も?!」
「うん、じゃ。」
「えー…バイバイ!」
春菜を見ると、何か言いたげな顔をしていたが、それをスルー。
他の皆にも、バイバイと言って部屋から出た。