海からの手紙
消しゴム
「お前調子に乗ってんじゃねぇよ!!!!」

私の前に立っている3人の女は水が入ったバケツを持っている。



(またか・・・)


心の中でつぶやいた。また今日も1日が始まる。


トイレに呼び出された私は地獄に行くように無理やり連れてこられた。



さっき引っ張られた髪の毛がちぎれて下に散らばっている。



「ほら、汚いからキレイにしてあげるね」


不気味な笑みを浮かべながら私に思いっきり水をかけた。



おかげで制服はビショビショ・・・。



(また乾かさなくちゃ。)



当たり前のように毎日着替えのジャージを持ってきている。


「もっとかけて欲しい???ほら!!!!!」


ザッバーン!!!!


あららら・・・・。もうありえないから。




あ、今度はホウキを出してきちゃったよ・・・・・。



「ゴミだからはかなくちゃね~、おもいっきりはいてあげる」



コレ痛いんだよねー・・・。まぁガマンしよっか・・・。。。



そして女がホウキを振り下ろそうとした瞬間




キーンコーンカーンコーン



「チッ、続きは休憩時間ね。じゃぁね~バイバイ!!!!はるブー」


その「はるブー」ってやめてほしいんだけど・・・。





もっとマシなあだ名あるでしょ・・・・。











< 1 / 4 >

この作品をシェア

pagetop