あの頃のように笑いあえたら
話すだけで、聞いてもらうだけで、こんなに気持ちがラクになる。
「ね、そのカンナってどんな子?」
「ああ、この子」
スマホで雑誌のページを見せる
フワりとした雰囲気のカンナが笑っている。
「ひゃー、可愛い!お人気さんみたい」
「うん、実物もっと可愛いよ」
そう、可愛いんだよカンナは。
積極的な性格で、でも軽いわけじゃなく。
ホントに、いい子なんだよ。だからより一層不安なのかも。
「でも、源にはこの子より愛㮈の方が似合ってる気がする」
「うんうん、分かる」
「ふふ、ほんと?ありがとう」
ほんとに、本当にありがとう。
友達って、こんなに元気になれる、こんなに勇気をもらえるんだ。
「真子たちみたいにさ、またみんなで出かけた時2人きりにしてあげようか?」
「えー……いいよ〜それは」
「ちょっと待て、なにそれ?そんなことしてた?」
何も知らない真子が驚いている。
「あはは、知らな〜い!」
一緒に悩んで一緒に笑い合える、そんなかけがえのない友達。
勝だって英介だって、もちろん源だって、大切な友達だ。
みんなの恋が、うまくいくといい。
みんなの気持ちが、届くといいな。
そして、私の気持ちも。
「ね、そのカンナってどんな子?」
「ああ、この子」
スマホで雑誌のページを見せる
フワりとした雰囲気のカンナが笑っている。
「ひゃー、可愛い!お人気さんみたい」
「うん、実物もっと可愛いよ」
そう、可愛いんだよカンナは。
積極的な性格で、でも軽いわけじゃなく。
ホントに、いい子なんだよ。だからより一層不安なのかも。
「でも、源にはこの子より愛㮈の方が似合ってる気がする」
「うんうん、分かる」
「ふふ、ほんと?ありがとう」
ほんとに、本当にありがとう。
友達って、こんなに元気になれる、こんなに勇気をもらえるんだ。
「真子たちみたいにさ、またみんなで出かけた時2人きりにしてあげようか?」
「えー……いいよ〜それは」
「ちょっと待て、なにそれ?そんなことしてた?」
何も知らない真子が驚いている。
「あはは、知らな〜い!」
一緒に悩んで一緒に笑い合える、そんなかけがえのない友達。
勝だって英介だって、もちろん源だって、大切な友達だ。
みんなの恋が、うまくいくといい。
みんなの気持ちが、届くといいな。
そして、私の気持ちも。