あの頃のように笑いあえたら
「とりあえずこの集計を明日みんなに発表してさ、多数決で決めようか」
「だな、オレらだけじゃ決めらんないな」
私の出した提案に、みんなが賛成してくれてホッとする。
少しは、委員長らしいこともしないとね。
「な、今度の日曜、このメンバーでどっか行かないか?」
やっと集計が終わり、紙の山を手分けして処分しているとき勝が提案してきた。
「お、いいね、いく行く!」
あ、でも私……。
「ごめん、私バイトだ。みんなで行って来て!」
「そうか……」
せっかく誘ってくれたのに、申し訳ないな。日曜は1日中ロケが入っている。
「……オレもバイト」
ボソっと源が呟く。
みんなの話を聞いてなさそうで、ちゃんと聞いてるんだな。
「なんだ、残念。じゃ4人で行くか!源と愛㮈はまた仕切り直しで!悪いな」
「ううん、楽しんで来て〜」
源もバイトか……なんの仕事してるんだろ。
みんなで出掛けるとか、なんかいいな。
私も行きたかったな。
もちろん、源も一緒に。
そうしたら、源のことも、もう少し理解できるかもしれない。
「だな、オレらだけじゃ決めらんないな」
私の出した提案に、みんなが賛成してくれてホッとする。
少しは、委員長らしいこともしないとね。
「な、今度の日曜、このメンバーでどっか行かないか?」
やっと集計が終わり、紙の山を手分けして処分しているとき勝が提案してきた。
「お、いいね、いく行く!」
あ、でも私……。
「ごめん、私バイトだ。みんなで行って来て!」
「そうか……」
せっかく誘ってくれたのに、申し訳ないな。日曜は1日中ロケが入っている。
「……オレもバイト」
ボソっと源が呟く。
みんなの話を聞いてなさそうで、ちゃんと聞いてるんだな。
「なんだ、残念。じゃ4人で行くか!源と愛㮈はまた仕切り直しで!悪いな」
「ううん、楽しんで来て〜」
源もバイトか……なんの仕事してるんだろ。
みんなで出掛けるとか、なんかいいな。
私も行きたかったな。
もちろん、源も一緒に。
そうしたら、源のことも、もう少し理解できるかもしれない。