赤いマフラー
あの子は

好きな人って…

夜眠ろうとするころにLINEが来た。誰からだろ、そう思いながら私はスマホを開いた。

Yuya 『今日先に帰ったけどうしたの?』
優也からだった。心配してくれてたんだ。

私『親に買い物頼まれてて』

Yuya『そうだったんだ(笑)なにかあったのかと思った』
やっぱり優也は優しい人だな…ますます好きになりそうだよ…優也に好きな人がいるって…本当かな…

私『ねぇ優也?』

Yuya『どうした?』

私『好きな人いるの?』

Yuya『どうした急に(笑)いないけど』
よかった…でもどうしてあんなこと言ったんだろ…

私『あの時…他に好きなヤツいるって言ったのは?』

Yuya『あれか。あそこまで言わないと諦めないじゃん?』

私『そうだよね…(笑)』

Yuya『まぁ何も無かったんならよかったよ。また明日な』

私『またね』

「はぁ…どうすればいいんだろ…あ!そうだ、真理に相談してみよ!」

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