イス取りゲーム




「気にしなくていいよ!」


「そうそう!
私らは'' よこちひ ''とは違って
保育園や幼稚園、小学校からの
長い長い付き合いなんだから
いいんだよ!」


「美咲は何も悪くない!」


「悪いのはあいつだよね!」


みんなは美咲に笑顔を向けたあと


私には攻撃的な目を向けた。


「さてと。
心の準備はできたかな?」


鈴香がにんまりと笑うと


私を床へと突き飛ばした。


「私と美咲と鈴香と梨華。
私達……友達でしょ?!
なんでこんなことするの………。」


「ちょ、まって(爆笑)
マジでウケるんですけど!
私らが友達?
笑わせてくれるね。
んなわけないでしょ。」


美咲の放った言葉が


誰の言葉よりも


心に深い傷を作った。




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