きみと恋の話をしよう
『佐橋先輩、偶然なんですけど、来週の土曜日、私お休みなんです』
佐橋先輩が顔を上げた。
『書店の床クリーニング、普段は平日なんですけど業者都合で、金曜夜から土曜朝までやるんです。午前中まるまる休みになっちゃうので、伯父さんが休んでいいって』
『ホント?……でも貴重な休みに俺と出かける感じでいいの?』
もちろん、いいに決まってるじゃないですか!
私は期待でにやけそうになるのを抑え、静かに微笑んで頷いた。
そんなわけで、本日は土曜日。
私たちはちょっと遠くにあるショッピングモール・ポートマートK店にやってきた。
佐橋先輩が顔を上げた。
『書店の床クリーニング、普段は平日なんですけど業者都合で、金曜夜から土曜朝までやるんです。午前中まるまる休みになっちゃうので、伯父さんが休んでいいって』
『ホント?……でも貴重な休みに俺と出かける感じでいいの?』
もちろん、いいに決まってるじゃないですか!
私は期待でにやけそうになるのを抑え、静かに微笑んで頷いた。
そんなわけで、本日は土曜日。
私たちはちょっと遠くにあるショッピングモール・ポートマートK店にやってきた。