草食系彼氏がヤキモチを焼いたら
「そのかわり!やるからにはちゃんといい点数とってね?」
わたしが意地悪でそう言うと、侑李は一瞬「うっ...」と言葉をつまらせたけどすぐにいつもの笑顔で自信たっぷりにこう言った。
「任せとけって!」
「よしっ!じゃあまずは分かんないとこ教えて?」
「ぜんぶ」
「...........ん?」
「だから!!ぜんぶ分かんねえ」
「侑李って授業中ちゃんと起きてる?」
わたしが結構真面目に聞くと侑李は「起きてるに決まってんだろ」と返してきた。
「起きててちゃんと授業受けてるのに......ほんとにぜんぶ分からないの?」
「だーかーらそうだって言ってんだろ!?」
(どうしよう。今更だけどすごい不安だぁ)
それから5時間みっちり基礎から教え込むことになった。
わたしが意地悪でそう言うと、侑李は一瞬「うっ...」と言葉をつまらせたけどすぐにいつもの笑顔で自信たっぷりにこう言った。
「任せとけって!」
「よしっ!じゃあまずは分かんないとこ教えて?」
「ぜんぶ」
「...........ん?」
「だから!!ぜんぶ分かんねえ」
「侑李って授業中ちゃんと起きてる?」
わたしが結構真面目に聞くと侑李は「起きてるに決まってんだろ」と返してきた。
「起きててちゃんと授業受けてるのに......ほんとにぜんぶ分からないの?」
「だーかーらそうだって言ってんだろ!?」
(どうしよう。今更だけどすごい不安だぁ)
それから5時間みっちり基礎から教え込むことになった。